---真夜中の電話
written:LIONA



受話器を握り震える指でダイヤル押した
貴方が出た受話器の向こう 何故かいつも声が遠かった
暑い夏の夜 冷たい空気なんてどこにもない
私の心も溶けるように暑かった はず

1時間続いた電話 切りたくなかった 切りたくなかった
行ってしまうような気がしていた 受話器を置いたら そのまま貴方が


好きだった好きだった
私を受け止めた受話器の向こう 何も見えない聞こえない
焼けるように暑かった夜
二度と戻ってこない貴方 枯れてしまった恋をいつまでも引き摺る
好きだった ねぇ好きだった


冬の冷たい空気だけ残った今は 私の心なんて凍り付き
受話器の向こうから何も聞こえなくなってしまった
真夜中に電話することもなくなって
忘れる涙がただ流れた

消えていく想い 忘れたくなかった 忘れたくなかった
反対方向に歩き出した2人
私が振り返っても 貴方は私を振り向かない


好きだった好きだった
私を受け止めた受話器の向こう 何も見えない聞こえない
焼けるように暑かった夜
二度と戻ってこない貴方 枯れてしまった恋をいつまでも引き摺る
好きだった ねぇ好きだった


いつまでもいつまでも 貴方を好きでいる


好きだった好きだった
私を受け止めた受話器の向こう 何も見えない聞こえない
二度と戻ってこない貴方 枯れてしまった恋をいつまでも引き摺る


愛していた愛していた
隠れる場所もない逃げる場所もない 受話器はもう何も言わない
ねぇ私を覚えてる? あの日の私の声を想いを覚えてる?
枯れてしまった想い 記憶だけが いつまでも鮮明に残っている


+++

私を覚えてる?戻れなかったあの日、臆病だったのは私だったんだね。